会社で昇進するためにやったこと

今勤めている会社は3年目になりますが、1年半ほどで昇進することができました。私は早く昇進をしたかった人間なので待っているだけではなく自分から動いたため係長になることができました。今回は私が昇進するためにやったことを書きたいと思います。

組織体系

こちらが私の会社の簡単な組織図です。現在私は係長でそれぞれ10名〜15名ほどの部下をもち管理します。社員はそれぞれ客先常駐していることも多いため一緒に仕事をしている人ばかりでもありません。業務内容としては仕事での不満や不安などを面談したり、勤怠の管理をしたり、査定をしたりといったことが主な業務になります。

昇進したい理由

理由は大きく2つあります。

1つめが年収を上げるためです。入社時の年収は350万円で、月に20時間くらい残業をすると年収400万円くらいになると説明されました。実際に入社後は月20時間くらい残業をする案件に入り、年収は400万円ほどになりました。ただ、残業代で年収を上げるのも嫌だなと思い、生活を楽にするためにもっと稼ぎたいと考えた時に昇進するのが大きく年収を上げる方法でした。

係長になると月の給料は1万円上がります。そして賞与に役職手当がつきます。この賞与が意外と大きく、年間で20万円くらい上がりました。つまり35万円ほど年間で上がります。さらに基本給が上がったことで残業した場合の単価も1500円くらいだったのが2000円ほどまで上がりました。残業も増えましたが年収としては500万円ほどになりました。

2つめの理由が社会的な地位を得たかったからです。現在34歳ですが、転職をするにしても役職があるとないとでは印象が違うと考えました。未経験からエンジニアになったので本当に仕事が出来るのか？と問われた時に役職があることで説得力が増すと考えました。

実際に昇進してみると会社の深い内容も共有してもらえるし、妻も子供の親や職場で「旦那さん何している人？」と聞かれた時に役職がついているほうが評判がいいそうです。

上記の理由から入社当時から強く昇進したいと考えていました。

昇進するためにやったこと

前置きが長くなりましたがここから昇進するためにやったことを書きます。

①現状把握

現状把握というと大袈裟ですが、入社した会社がどのような会社なのか把握することから始めました。そのため飲み会や会社の行事があれば全て参加し、上司とも積極的にコミニュケーションを取り疑問点を解決するようにしました。情報を集めた結果、昇進する方法がわかり、同時にこの会社で昇進しても問題なさそうなことがわかりました（昇進したら残業代がなくなりブラック環境になるというところもあるので…)

②アピール

社員が昇進するためには理由が必要になります。昇進させる人をランダムで選んでいるわけではないので「この人なら問題なくやってくれそう」と思ってもらう必要があります。

そこでまずはメールの返信や依頼をきちんと期限内に提出することを心掛けました。できるだけ早いレスポンスで対応することで評価をあげようとしました。役職がつくといやでも大量のメールや依頼がきますので素早くさばくスキルがあることをアピールしました。

次に部活動を立ち上げました。会社では部活動を立ち上げると活動費を支援してくれる制度はあったのですが、誰も使っていませんでした。周りに聞いてみると部活に興味はあるけど自分で立ち上げるのは面倒という意見が結構ありました。私は小学校からサッカーをしていたので「サッカー部あったら入る？」と聞いて周り、そこである程度人数が集まりそうなことを予測できたので部活動を立ち上げました。そこで代表になり、運営していくことで管理能力があることもアピールしました。

そして大事なことですが、「昇進したい」と口に出すことです。一番始めの上司との面談でも昇進したいと伝えていました。今振り返るとはっきりと昇進したいと言う人は会社にあまりいなかったのでライバルが少なかったのかもしれません。いずれにせよ口に出して伝えることは大切です。

③仕事をこなす

さて、アピールをしても仕事の評価が悪いと昇進はできません。ここが一番重要ですがしっかりと仕事をしました。私も初めての案件でがむしゃらにやっていたら評価して頂いていたので（主にしゃべりを…）こちらもクリアすることができました。それと並行して勉強会に出席したり、毎年IT系の資格を取り（資格取得が評価される会社だったため）評価を上げました。