『カイゼンジャーニー』を読みました

プログラマーが読む本と言えば言語とかフレームワークとかデザインパターンとか資格対策とかそういうものだと思っていましたが、よく考えてみると開発手法の本があってもおかしくないですよね。

そういうわけで会社の人に進められて『カイゼンジャーニー』を読んでみました。アジャイル手法のひとつである『スクラム』の開発手法をストーリー仕立てで書いてある本で発売当初はアマゾンで入荷待ちになるほど人気だったようです(自分は近所の本屋で買いました)

さて、内容としてはストーリーが面白くてこういう現場もあるのかなぁ?といった感じ。主人公が少しずつ周りを巻き込んで成長して大円団を迎えるのは読んでて爽快でした。

ただ一方でプログラマーとはなんて勝手な人種なんだとも再認識しました。確かに誰が何と言おうがやりたいようにやるという人は多い気がします。登場人物も自己中心的な人が多かったです(最後はチームプレーをするけど)

ひとつ気になったのは最初の方のお話。主人公が自分がなにもなしとげていないことに気がつき、『カイゼン』のため1人朝会や振り返りをしていくのですが忘れられたタスクが後から発覚しこれではいかんと『カンバン』なるものを作るのですが、振り返っているのになぜタスク漏れがあるのか謎でした。忙しすぎてまわらないのであれば上長なりに相談して現状を知ってもらうとかするべきだと思うのですがこういう現場もあるのでしょうか?結構勉強会には顔を出しているのでそこまで炎上はしていなさそうですが、上手くいかないからひとりで始めるのではなくまずは上長に相談だと思ったのは自分だけでしょうか?そっからチームを巻き込んでいくのが普通のルートのように思えますが…。ここだけはちょっとよくわかりませんでした。

 

現時点でひとりで開発して納品するという作業が続いているのでチームでスクラムをやるという場面に出くわすのはなさそうです。

でもこの本を通じてスクラムを知っておくことで今後チームで開発する時にイメージがしやすくなると思いました。

 

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  • 1986年生まれのjavaプログラマー。28歳の時に7年働いた販売士からプログラマーに転職をする。常駐先を転々としながら日々生きています。


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