『宇宙兄弟「完璧なリーダー」は、もういらない』を読みました

宇宙兄弟のマンガのシーンに合わせてリーダーは優秀じゃなくてもいいんだよと解説している本です。間違えやすいところですが、宇宙兄弟の作者が書いた本ではありません。

リーダーシップには「賢者風」と「愚者風(ぐしゃふう)」があると説いています。

賢者風は従来のリーダー像としてみんなが思う、優等生タイプで周りからも優秀な人と思われている人。指示としては「しなければならない」と考えるタイプです。

一方愚者風は優秀ではないけれどチームや相手の話を聞いて「私はこうしたい、こうしてほしい」と発言するタイプです。

自分はリーダーと言えばどちらかというと賢者風を思い描いていたので愚者風という表現のリーダー像は発見でした。

対象は学生か?


この本はかなりさくさく読み進めることができました。自分が読んでも各所になるほどと思えるところはありましたが、マンガのシーンに合わせてリーダー像を解説していくような内容なのでもしかしたら大学生くらいをターゲットにした本だったかもしれません。また、賢者風リーダーに固執している人が読んでも新たな発見があるかもしれません。

実は無料公開されている


この本の特徴は宇宙工大のwebサイトで無料公開されていることです。執筆時点でこちらから全部読むことができます。なので色々書くより気になった方は読んでみてはいかがでしょうか?

 

ちなみにこの本を読むと宇宙兄弟を読みたくなります。自分は20巻くらいまでしか読んでいないので続きを読もうかと思いました。

 

 

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  • 1986年生まれのjavaプログラマー。28歳の時に7年働いた販売士からプログラマーに転職をする。常駐先を転々としながら日々生きています。