『最高品質の会議術』を読みました。

プログラマーなので一般的な『会議』というものはあまり多くありません。昇進した今でも月に1~2回程度です。ただ、会議って自分の中で「話を聞いているだけ」「意見があったら言う」くらいの漠然としたイメージしかありません。会議自体は嫌いではないのですが、これでいいのかな?と疑問に持ちましたので本書を読んでみました。

 

会議は30分


会議といえば1時間というのがなんとなくありましたが、その根拠は?と言われると答えに詰まってしまいます。本書の中で繰り返されているのが『会議は30分』というものです。そもそも会議とはなんでしょう?本書では「意思決定の場」として定義されています。そもそも会議自体は1円も利益を出さないです。であれば70%くらいの精度でいいのでスピーディーに意思決定をしてPDCAを回したほうがいい結果になります。決定が延期されてしまうと、チームのスピードが落ちてしまい無駄な時間ができてしまうので、効率が上がりません。そのため事前準備をしっかりと行い、会議前に出席者が資料を読んできて、何を決めるのか周知する。となれば会議は30分で十分ということです。そっけないくらいがちょうどいいみたいです。

30分で終わらせるための工夫もあります。報告フォーマットや決定事項、次に誰が何をするのかをテンプレート化し、「あれってどうだっけ?」という迷いを極力なくすためのアイディアも細かく書かれています。

必要であれば1対1でミーティングをしたり、会議を円滑に進めるために日ごろから周りとコミニュケーションを取っておくことの大切さも書かれていました。

 

会議で部下を育てる


後半になってくると会議を通じて部下を育てる話が多くなってきます。会議で部下を育てるという視点は自分にはなかったため気づきがありました。

作者がソフトバンクに勤めていた人なので会議の内容も規模が大きそうです。私では到底わからない世界ではありますが、部下を育てるという視点を持つと身の振り方も変わってきそうです。

また、5章以降は「上司の悩みを把握する」とか「部下の成長が自分のキャリアを拓く」など社内政治の攻略が書かれており、読んでいて面白かったです。中でも「遠慮はするな謙虚であれ」は名言だと思いました。

 

自分が日ごろしている会議は業界も違うため本書の内容を取り入れられない部分もあります。ただ自分の意識を変えることで同じ会議をしていても得るものが多くなりそうなので読んでよかったと思いました。

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  • 1986年生まれのjavaプログラマー。28歳の時に7年働いた販売士からプログラマーに転職をする。常駐先を転々としながら日々生きています。