『現場で役立つシステム設計の原則』を読みました

おすすめされたので読みました。オライリー系の翻訳本とは違い、日本人の方が書かれていて全体に読みやすかったです。

前半は「わかりやすい名前にする」とか「elseをつかわない」とか「重複をなくす」といったリファクタリングの基本的な内容が書かれています。この本のいいところは実際のソースコードが書かれていて具体的な例がわかりよかったです。

中盤くらいからDDD(ドメイン駆動開発)の話になっていきます。なんで突然そういう話になったのか疑問でしたが、作者の増田さんは元々DDD推進の方のようなので知っている人はこういう話が出てくるのはわかっているようです。

私はDDDは詳しくないのでとても勉強になりました。本の全体のテーマである『変更を楽にする』という主旨に対してDDDはとても有効であるように思いました。増田さんのGitHubも公開されているので合わせて確認するといいと思います。

設計者が開発をするということ


IT業界に入って思った疑問のひとつに設計者と開発者が違うということがありました。開発出来る人が設計したほうが絶対効率いいだろうと思っていたからです。しかし現実には設計者と開発者はSEとプログラマー(コーダー)といった名前でわけられていることが多く、分業されています。私の現場もニアショア感が強いので東京で設計書が作られ、こちらに渡されて作るという工程で進みます。そういうやり方のため残念ながら設計者=開発者というのは難しそうです…。

今後月日が流れ、非効率なやり方がどんどんなくなっていくと思います。開発者目線では非効率でも今のやり方は「売り上げをあげる」という点ではとても効率がいいように思います。

開発者として今後は自分のやりたいやり方で開発するためにはどんどん会社を変えていく必要があるかもしれないですね。

 

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