学生の頃公務員になりたかった私がどうして公務員を目指さなかったのか

私が新卒で就職する時、とても苦労しました。私は2005年頃に就職活動していたのですが、上記の記事によると就職氷河期と呼ばれた時期でした。「今は時期が悪い」と大学から大学院へ進学したり、職業訓練校に行った人もいたり、フリーターや派遣社員になった人もいました。

専門学校卒だった私はエントリーできる企業も数が絞られました。当時人気のあった職業は電力会社や銀行、そして公務員でした。

※公務員といっても色々ありますが、ここでは役場の勤務と思って読んでください。

 

公務員になりたかった学生時代


私の祖父は国家公務員でした。伯父と叔母も町役場に勤めており、周りに公務員が多かったです。でも叔母は「当時の公務員は普通の企業に入れなかった人が仕方なく入っていた。一般企業なんてとてもついていけないよ」とよく言っていました。

中学校3年生で初めて彼女ができました。高校生に上がり、進路を考え始めた時とくにやりたいこともなかった私は彼女と結婚しようと思っていました。

彼女は都会へ行き進学することを決めていたので、私も都会にでて公務員対策ができる専門学校に通い、半同棲みたいに過ごしながら公務員になったら結婚しようと思っていました。なぜ公務員だったかというと、就職氷河期の中、公務員だと相手の親を安心させることができると思ったからです。また、専門学校を選んだのも大学より2年早く就職出来て早く結婚できると思ったからです(彼女が短大に通おうとしていたこともあります)

というわけで公務員になりやすそうな(?)専門学校を見学に行ったり、していよいよ卒業間近という時に…彼女と別れてしまいました。

となると公務員になる理由もなく、あまり仕事をしたくなかった私は「早く帰れそうだから」という理由で経理系の資格が取れる専門学校に行くことになりました。

 

輝いてい見えた公務員


いざ就職をしようとしたときに思ったことが「もしかしたら定年まで働くかもしれない会社をたまたま見た求人で決めていいものだろうか?」というものでした。当時はまだ終身雇用の考えが根付いていて、聞いたこともない会社の中から自分に合った会社を見つけるのは無理だと感じました。そして、やっぱ大企業に行きたいなと考えるのですが時すでに遅し…。就職氷河期では大卒しかそもそもエントリーができません。

合同説明会に行っても銀行や電力会社には同じような恰好をした学生が群がっており、自分がとても小さく見えて押しつぶされそうでした。

そんな時に「公務員」というのは受験資格は誰にでもあります。親方日の丸と言われ、倒産もない。やはり公務員になるために勉強しておけばよかったかと少し後悔しました。

 

公務員を目指さなかった理由


結局バイトとして販売員になり、そこから正社員になり、転職してプログラマになって今に至ります。振り返ると販売員時代に妻と出会い、プログラマになり仕事が面白くなって年収も上がったので自分でもよい選択をしたと思っております。

こういうとポジショントークに聞こえるかもしれないですが、当時公務員を目指さなかったのは「副業ができない」「頑張っても年功序列」ということが理由でした。

多分自分の性格上、ひとつの会社に定年までいることはないだろう。さらにお金が足りない時に気軽に副業でも出来たらとも考えていました。そう思っているにも関わらず苦労して勉強した結果公務員になったとしても、身動きが取れなくなるような気がしました。

「せっかく公務員になったから辞めるなんてもったいない」「定年間近が一番給料が上がるのに」など周りからも言われるでしょう。そもそも町の人たちのためになんて働けそうもないですし、役場の勤務であればその町に住まなければいけません。安定と引き換えに自分の今後の人生が全て決まってしまうような気がしました。

もちろん地元で頑張って盛り上げていきたいとかそういうのが好きな人であればいいと思いますが、私のような好きなことを好きなときに好きなようにやるような人生を歩んでいる人には向いていない職業だなと思いました。

 

何が言いたいか


当時人気のあった電力会社も東日本大震災の後では人気がなくなってしまいました。銀行も最近は元気がなくAIに仕事を奪われるなど言われています。

私も就職を失敗したことがしばらくはコンプレックスで悲観的になっていましたが、今の仕事に出会い、ようやく自信を取り戻すことができました。

つい10数年前に大人気だった企業も今となっては斜陽になってきています。今の時代は私のように就職に失敗したと思ったとしてもそこから転職をして挽回することがしやすくなってきているように思いますので悲観的にならず色々動いてみてはいかがでしょうか?

 

 

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