未経験プログラマー物語【第五章 ECサイト改修編①】俗にいうSIerへ

自社でのアンケートサイト開発を終え、新しい現場へ配属されることになった半灰。新しい現場は『もしもしテレフォン』(通称:もしテレ)のECサイトの改修だった。前職がもしテレの販売員だった半灰が採用されたのも何かの縁かもしれない…。

—ビル前にて

半灰「うわー大きいビルですね。そしてきれい」

伝輪「ここは20階立ての大きなビルで色々な会社が入っているんだよ。私たちは5階が仕事場だよ」

この人は伝輪(でんわ)さん。半灰と同じ会社でこれからお世話になるプロジェクトのリーダーだ。ものプロジェクトには4年くらい関わっているらしい。

伝輪「早速ビルに入ろうか。こっちだよ」

大きなエレベーターが8機あり、そのひとつに乗り込む。5階で降りて少し歩くと伝輪さんが立ち止まった。ここがプロジェクトルームらしい。ビルの裏口とかへ出るようなこじんまりとした扉だ。伝輪さんが自分のIDカードを扉横のセンサーにかざすと「カチャ」と音が鳴り扉が開く。

伝輪「ここがプロジェクトルームだよ」

そこには2~300人くらいはいるんじゃないかというくらい広い空間だった。長いテーブルが窓と垂直にずーっと奥まで続いていて、その長テーブルには向かい合わせで15人くらい座っている。全体的にがやがやしていた。

 

解説


いよいよ開発案件で現場に配属された半灰。ほんとうの意味でここからプログラマ人生がスタートです。

ちなみにECサイトとはWEBショッピングサイトのことです。今回でいうと『もしもしテレフォン』の携帯電話販売サイトですね。携帯電話は新しい機種が発売されたり、プランもちょくちょく変わるのでその度にサイトも改修が必要になるため、その要員で配属されたということになります。

ここは俗にいうSIerがしきっているようですね。もしテレがECサイトの開発をSIer(システムインテグレーター)にお願いします。SIerは開発要員を色々な会社から集め、今回のような大きなプロジェクトルームで開発をしてもらう。そのような図式です。

個人的にSIerに対してあまり悪いイメージはありません。むしろ未経験者がもぐりこめるスペースを用意してくれているので感謝しているくらいです。ここでの働く様子はこの章で書いていきたいと思います。


 

伝輪「ここが半灰くんの席だよ」

そこにはすでにPCが用意されていた。一般的なオフィスの普通の席な感じがした。

伝輪「ロッカーはあっちで会議室は突き当りのほうだから。私たちのプロジェクトチームは15人くらいいるんだけど後でみんなを集めるから挨拶してね」

半灰「わかりました」

やってやるぞという気持ちと不安が入り混じった変な感じがした。

 

つづく

 

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  • soon
  • 1986年生まれのjavaプログラマー。28歳の時に7年働いた販売士からプログラマーに転職をする。常駐先を転々としながら日々生きています。