未経験プログラマー物語【第五章 ECサイト改修編⑥】フロントエンド、バックエンド

もしもしテレフォンという携帯電話会社のECサイト(オンラインショッピングページ)の改修チームに配属された半灰(はんばい)。早くも配属されて1カ月ほど経ちました。今まではチームの中のお手伝い的なポジションでしたが、いよいよ専門のチームに配属されるようです。

伝輪「前にPCサイトチーム、スマホチーム、バックエンドチームに分かれているという話があったと思うけど、実際はPCサイトチームとスマホチームはまとめてフロントエンドと呼んだりするんだ。なので大きく分けるとフロントエンドとバックエンドの2チームがあることになる。半灰くんはフロントエンドとバックエンドって違いがわかるかい?」

半灰「はい、フロントエンドはサイトの見た目…つまりHTMLとかCSSで画面を作っていくものだと思います。バックエンドは…インフラとかですか?」

伝輪「そうだね、そういう認識で間違いではない。サイトの見た目も上から下りてきたデザインを真似て作るだけだからデザイナーもいないしね。バックエンドに関してはだけど、もしもしテレフォンはECサイトだけでなく色々なサービスがあるんだ。だからインフラチームは別に専用チームがあるから、うちらのバックエンドチームは担当しないんだ。」

半灰「じゃあECサイトのバックエンドチームは何をしているんですか?」

伝輪「それは大きくわけて2つ。1つめはDBの管理をしているんだ。例えばテストをするときなんかDBに専用のデータを入れたり、カラムが増えた時に増やしたりとかね。もうひとつはバッチの管理。定期的に動いているバッチがあるからそれらの管理だね。今だと毎日0時にDBの中身を整理するバッチが流れているからそこに改修があった時なんかに作業をしたりちゃんと動いているか監視しているんだ。」

半灰「へーそうなんですね。」

伝輪「今ECサイトは全体で20人くらいいるけど、バックエンドは3人しかいないだろ?少数精鋭ってわけさ。」

 

 

解説


ホームページひとつとっても大規模な場合はチームが複数に分かれる事があります。今回はフロントエンドとバックエンドというわけかたのようですね。注意しなければならないのはフロントエンド、バックエンドといってもそのチームによって意味や対応範囲が違うことがあります。

よくフロントエンドは「ユーザーの目に見える部分」。バックエンドはサーバー側と言われます。この言葉もかなりざっくりしているので明確な線引きがされていません。フロントエンドのエンジニアだとHTMLやCSS、JavaScriptを使うことが多いですが、実際には画面を表示させるためにDBからデータを取ってくるロジックをJavaで書くといったバックエンドエンジニア側のことをすることも大いにあります。つまり線引きはあるようでないようなものです。

逆にインフラ専門にするとインフラエンジニアと呼ばれることもあるため、こう言っては何ですが雰囲気で受け取るほうが後で混乱しないかもしれません。

ちなみにフロントエンド~バックエンド~インフラまでこなすエンジニアをフルスタックエンジニアと呼んだりもします。

 


伝輪「ということで半灰くんはPCサイトのフロントエンドを担当してもらうよ。ここは人数も多いし困ったら周りにも助けてもらいやすいと思うよ。」

半灰「わかりました!頑張ります。」

 

つづく

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  • 1986年生まれのjavaプログラマー。28歳の時に7年働いた販売士からプログラマーに転職をする。常駐先を転々としながら日々生きています。