一編小説

【一編小説】ひげそり 一編小説

【一編小説】ひげそり

髭剃りはT字タイプの刃先を取り替えられるものを愛用している。今の髭剃りは1000円くらいで買ったはずだが交換用の刃先が2つついてお得だったことを覚えている。問題は初めて刃を取り替えたのが約1年後ということだった。髭剃りは風呂場に置いていていたからどうしても錆びてくる。すると切れ味が悪くなって剃り残し…
【 一編小説】口論 一編小説

【 一編小説】口論

「従業員に対してそのような言い方はどうかと思いますよ?」 「その娘が使えないからでしょ?1カ月もすれば使い物になると思ったのにミスばっかりして全然ダメだ」 「それは妻が悪いと思います。ですが言い方というものがあるんじゃないですか?まだ入って間もないですし」 「普通は1カ月半くらいすれば一人前になるも…
【 一編小説】松屋の女性 一編小説

【 一編小説】松屋の女性

「いらっしゃいませー」 特に元気もない挨拶に招かれ松屋の自動ドアをくぐる。時刻は22時を過ぎている。仕事が終わらず帰宅がこんな時間になってしまった。全く、作業分担のバランスが悪いからこんなことになってしまうのだ。ここ数カ月で自宅で筋トレを始めたおかげで筋肉がついてきたのに、今から煩悩と炭水化物の塊で…